派遣・請負問題勉強会2008~2012年開催実績

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派遣・請負問題勉強会2008~2012年開催実績

2009年開催内容

2009年開催内容

1.2009年の勉強会開催目的

アメリカ発金融恐慌は、今や、実態経済まで大きく揺るがし、100年に1度といわれる
世界同時不況による雇用不安を引き起こしています。

特に、製造業の大規模な減産により、派遣社員などの非正規労働者の多くが、
雇用を失うという事態をまねいています。

こうした状況の中で、規制緩和により拡大してきたといわれる派遣労働に対し、
日雇い派遣原則禁止を建議した労働者派遣法改正案に加え、
更なる規制強化(登録型派遣原則禁止、製造業派遣への禁止など)の声が取り沙汰されています。

派遣制度が広く社会に定着しつつある現在、
派遣で働くことを直接雇用などの他の働き方に比べ否定的なものとして捉えず、
“その本来の社会的役割を発揮しつつ
どう派遣で働く人達の保護をしていくべきか”という観点で活動を進める
当NPO法人としては、こうした現象面の感情に流された論調の広がりを大変危惧しています。

当NPO法人としては、こうした現状に対し、
派遣法改正について現実を見据えた冷静な論議が進むことを期待し、
その一助として各界から講師を招き、
派遣・請負問題を様々な角度から考えるための問題提起を頂く場として、
この派遣・請負問題検討のための勉強会を継続して開催してまいりました。

 

2.勉強会開催内容

  なにを
狙い 講師 講演テーマ
第1回
1/28
派遣法成立・改訂の経過
・使用者側、労働者側双方の主張と論点整理による復習
連合副事務局長
逢見直人氏
「規制緩和による労働市場改革の検証」
第2回
2/19
規制緩和の立場の主張と論拠を学ぶ 国際基督教大学
教授
八代尚宏氏
「労働市場改革と派遣問題を考える」
第3回
3/25
派遣・請負の規制問題とセーフティーネットのあり方について講師の問題提起を受ける 労働政策研究・研修
機構統括研究員
濱口桂一郎氏
「日本の雇用のあり方を考える」
第4回
5/28
派遣・請負を含む非正規労働の課題と今後のあり方について経済学と労働法制の2人の専門家から政策提言を受ける ①経済産業研究所 上席研究員
鶴 光太郎氏
②早稲田大学法学部教授 島田陽一氏
「非正規労働の課題と今後の方向」
第5回
7/15 
雇用の多様化時代における雇用の安定と人材育成の問題について2人の学識者から政策提言を受ける ①東京大学社会科学研究所 教授 佐藤博樹氏
②東京大学社会科学研究所 教授 玄田有史氏
「派遣・請負労働の課題・・雇用安定化、人材育成の問題を考える」
第6回
9/29
海外の派遣労働・人材ビジネスの実情から見た日本の派遣労働・人材ビジネスの課題について学ぶ ①関東学園大学経済学部 教授 斉藤 博氏
②アデコ(株)
代表取締役会長
マークデュレイ氏
「海外人材ビジネスの現状と日本の今後の課題」